Symposium

座談会大阪編

大阪、岡山、名古屋の3つの営業所からなる大阪支店

若きホープに仕事のことを聞いてみました。

大阪、岡山、名古屋の3つの営業所からなる大阪支店
若きホープに仕事のことを聞いてみました。

自己紹介

Yさん

Yさん

ほな、まず自己紹介から始めましょうか。大阪営業所のYです。入社して10年。関西・東海・北陸エリアを担当していて、無垢のフローリングをメインに販売しています。他にも僭越ながらリーダーを務めています。いろんな販売戦略を練ること、みんながモチベーションを維持出来るように気を配るのが僕の役割やと思っています。

Sさん

Sさん

大阪営業所のSです。入社6年目になります。関西エリアを担当していて、住宅の下地材を中心に販売しています。

Hさん

Hさん

名古屋営業所のHです。私の担当エリアは名古屋、東海地方を中心として静岡、愛知、岐阜、長野です。入社3年目です。私も住宅関連資材を扱っています。

木材業界の営業の特徴

Yさん

木材は鉄みたいな工業製品と違って、サイズも品質も毎回バラバラやからね。一個一個違うから営業マンの腕が試されるよな。同じ商品でも木材は自然物だから、今回はいいやつなのか、悪いのか、どれくらいの割合で良品が入っているのかを検品して、商品を見た上でどのお客さんに案内するべきか、要望を満たせるかを判断しないといけないのが、難しいよな。

Sさん

木の雰囲気も全く節のないものが美しいとするお客さんもいれば、ちょっと節が混じっている方が自然的で好きだという人もいるし、逆に加工をしてお化粧させることもあるしと営業マンの裁量が求められますよね。

Hさん

確かに、僕もこの業界に入って、最初は品質のばらつきに驚きましたね。同じ規格のものでも結構違ったりしますから。

Yさん

せやろ?工業製品なら考えられへんやろな。だから営業の力も問われるわけや。

社員話している様子

印象に残っている営業経験

Sさん

僕は初めて参加した展示会が一番印象残ってますね。最初は右も左も分からん状態で中々売れなくて、そうしたら一人のお爺さんがやってきて頑張ってるなと話を聞いてくれて。なんと半年後の展示会でも僕のこと覚えていてそのお爺さん来てくれたんですよ。それ以降毎回来てちょっと買っていってくれてって、商品がとかではなく自分のことを気に入ってくれて、てのが嬉しいですよね。

Yさん

ほな毎回売れるんやな?

Sさん

売れても、そこは値段勉強しすぎて赤なんですけど笑

Yさん

僕が印象に残ってるのは飛び込みでの営業の経験やね。こんにちは〜ってドア開けたら、サングラスかけて金のネックレスしたスキンヘッドのいかつい人が出てきて、最初は正直「怖い人のところに来てしまった、はよ帰らないと」って思ったんよ笑。それであまり強く勧めず、逆に押さない営業をしたら意外と関係ができて、今は定期的に買ってもらってるね。

Sさん

あ、それ分かります。押しすぎたら逃げられるから、ちょっと引いてみる営業も必要なんやろなと。

Yさん

まぁ恋愛と一緒ちゃう笑 押しすぎても引きすぎてもアカンねんな。

社員話している様子

営業の基本と新人が身につけるべきこと

Hさん

新人が身に付けるべきスキルっていうと、すごく基本的なことですがまずビジネスマナーですよね。最初は電話対応や名刺交換、挨拶から始まりますからね。

Yさん

そうそう基本的なことは大事。あとはやっぱ素直さと謙虚さが大事やな。分からんことを正直に聞ける人って、やっぱり伸びるよな。

Sさん

それめっちゃ分かります。僕もYさんから最初「アホなふりして色々聞いたら得やで」って教えてもらったんで、実際それ実践してました笑

Yさん

いや、それはほんまやで。ちょっとアホなほうが可愛がられるねん笑

Hさん

確かに、「分からないから教えてください〜」って言われるほうが教える側も嬉しいですよね。

Sさん

「しょうがないな〜教えたるか」ってなるもんな。新人が分からないのは当たり前なんだから臆せずガンガン言ってほしいなぁ。

Yさん

あと、営業ってのは結局「人」やからなぁ。相手が何求めてるか察知する力が必要やな。僕ら営業って「お医者さん」みたいなもんや思てて、症状に合った薬を出すみたいな。お客さんが求めてるもんを提案するのが仕事や。

Sさん

僕は営業って“選ばれる仕事”やと思ってるんですよね。どれだけ“この人から買いたい”って思ってもらえるかが大事かなって。

Yさん

あぁ、それはほんまそうやな。商品も大事やけど、最後は人と人との信頼やし。

Hさん

「この人なら任せられる」って思ってもらえる営業を目指したいですね。

社員話している様子
社員話している様子

新卒へのメッセージ

Yさん

最初から全部できるなんて思わんでええから、とにかく何でもやってみたらええと思う。失敗しても構わん。挑戦して動いた分だけ、自分の引き出しが増えていくからな。

Hさん

それ、ほんとそうですね。僕らの業界ってまだまだ古い体質も残ってるんで、若い人の柔軟な発想で風を吹かせてくれると嬉しいです。遠慮なく「こうした方がよくないですか?」って言ってくれるだけでも価値あります。それができる会社なので。

Sさん

僕は、わからないことはそのままにせず、ちゃんと「わからない」って言える素直さを大事にしてほしいです。うちの会社、聞いたらちゃんと誰かが教えてくれる環境やし、そういう姿勢がある子はやっぱり伸びるなと思いますね。

Yさん

せやな。自分からどんどん動く。困ったら頼る。それができたら、周りも自然と力になってくれるしな。うちは、そういう空気のある職場やと思うわ。

社員話している様子